行商レポート vol.03:行商スタート!

行商二日目です。次回更新より各ギャラリーの出展内容をこちらのブログで紹介します。まずは会場の全体的な光景をフォトレポートの形でお届け致しますので、写真や行商TWEETS(ブログ右側をご覧ください!)や見て、「あ、やっぱり行商行ってみようかな」と思って頂ければ幸いです。行商TWEETSではお客様の感想、出展者が発信する情報や言葉が随時更新されております。


手前がユンゲ(*開廊5年以内、或いは代表者が40歳以下の限定)、スパイラルの独特な吹き抜けの下に出展している奥手がアルゲマイネの並ぶ空間となっています。


アルゲマイネのブース壁は、上から見ると十字が3つ並んでいる様に見えます。私自身国内に限りますがいくつかアートフェアを見て来ている中でも、特にユニークな空間の作り方になっていると感じました。ギャラリーによっては出展した作品が映える様、オレンジや赤などに壁の色を変えているギャラリーも。


ユンゲ出展ギャラリーの一部です。2階のお店に繋がる階段にある壁を使っているからか、示し合わせている訳じゃないとの事でしたが、自然と設置された作品が綺麗な斜めのラインを作っています。逆側の壁もそんな感じでした。採光の良い空間で、開かれた雰囲気の中で作品を見れますね。


受付前では出展ギャラリーの一部が出品した作品集や作家・ギャラリー案内などの本が販売されています。本の販売はこのフェアにおけるチャリティの一環となっており、利益の50%が震災の復興支援として寄付されます。個人的に欲しいと思う本がいくつかありました。ていうか、スタッフも買って大丈夫ですよね?(このブログ担当だけでなく2日目の今日は受付だったりもするのです)


ギャラリーの出店内容に併せて筆者の感想も書き綴らせてもらえればと思うので、こちらでは短めに。
行商TWEETSに全体的な感想は丸投げ、ではいかんですね。

楽しんで下さるお客様や出展者の本気が会場に熱気をもたらしていますが、同時に、出品している作家の若さだったり、ポップな作品が少なからずあったり、いくつかのギャラリーはアートフェアでは初めて名前をみたからか、春一番のアートシーンを彩るに相応しいフレッシュさを感じるフェアだと思っています。フレッシュ=気分転換ではあまりに短絡的かもしれませんが、こういう時だからこそ、美術を見て感じた楽しい気持ち、色々と考えた事が明日に向かう活力となればいいなぁと思います。