行商レポート vol.06:unseal contemporary

courtesy of Kumiko Negami, Daisuke Tamano, unseal contemporary, gemba-firm and SPIRAL/Wacoal Art Center
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アンシール・コンテンポラリーのギャラリー紹介は こちら から。
他の展示風景・作品画像は こちら から。

本日3件目の更新はアンシール・コンテンポラリーの紹介です。出展作家は木彫がねがみくみこさん、油彩が玉野大介さんです。作品が展示される壁がオレンジ色に塗られていて(何か貼ったのかも)、まずはそれに目を引かれ、近づいてみるとふたりのシュールな作品世界が広がっています。

ねがみさんの木彫は年始のBunkamuraギャラリーで開催された「ネオ・リアリズム」で見ていましたが、何ともいえずご上品ではない感じが楽しゅうございますわ♪それぞれの作品が何をしているか、それだけでも笑えるんですが、その表情がまた何ともいえず面白いんです。造形で子供が笑い、作品の持つ間を含めて大人も笑う、笑いの間口が広い…笑いしか書いてないですね(汗)ご本人は真面目に制作に取り組まれている…ハッ、ひとを笑わせるのに本気になる芸人さんのスタンスが思い当ってしまいました。玉野さんの作品については、ご本人のHPより各作品に添えられた文章を読んで頂いた方が、そのシュールな世界の源を感じて頂けるかもしれません(手抜きじゃないよ)今回出展された作品の中でも新しい物については記載がないかも知れませんが。エスカレーターで上る白無垢姿の女性や、何かを担いでいる人達、人間じゃない何かも描かれていたりして…筆者の拙い表現力ではシュール以外の言葉が今は見当たらない玉野ワールド、強烈な個性!という言葉ともまた違う独特さは、現在アンシールで開催されている激凸展で玉野さんの作品も見れる(画賊というユニットとして出展)のでご興味をもたれた方は是非ご覧くださいませ。9日まで!